子供の身体の見方

乳幼児、子供の「体のゆがみ」の見方

○寝ない、置くと泣く

身体が歪むと、特に背中が張っていつも居心地が悪く、横になっても寝心地が悪いので抱っこしていないと機嫌が悪くなります。背中を触ると硬く感じます。いつも交感神経が昂っているので癇癪を起こしやすい傾向があります。

○寝かせた時片一方ばかり向く
首や背骨脇の筋肉の緊張にムラがあるので、それに引っ張られるように首を傾けます。本人にとってはそれが自然な状態なのですが見た目にハッキリと現れます。症状が強い場合は「斜頸」などの名前が付きます。

○足の蹴り方が左右で違う
骨盤の傾きは足の動きにも現れます。オムツを変える時に気付きやすい。

○お風呂上がりなどに足の色、むくみ方が違う
足の色、むくみは血液循環の違いの現れです。やはり骨盤の捻れで中の組織までねじれ、血液循環に影響が出ています。

○寝返りの左右差が大きい
体の歪みから運動機能に左右差が出ています。思い通り動かせる側、動かせない側ができています。

○体のどこかを触ると妙に嫌がる
赤ちゃんは言葉にできませんが関節に歪みがあると痛みを感じます。お母さんの観察力が頼りです。

○鼻づまり、呼吸が苦しそう、寝息が大きい、斜視
首の歪み、筋肉のバランスが崩れると首から上(目、鼻、耳、歯、脳)の血流が悪くなります。特に粘膜のむくみが強くなり気道が狭くなったり炎症や湿疹もできやすくなります。

○バイキンや花粉、ホコリ、大きな音、光にも過敏
これも上と同じく、首の状態が悪くなると外の刺激に対応できなくなったり神経が常に興奮状態になります。人格形成に大きな影響があります。

○よく転ぶ、ジッとしていられない、座っているのも苦手、落ち着きがない、グニャグニャしている
身体のバランスが崩れているので落ち着くところがりません。じっとしていることに非常に体力を使います。人に伝わらないツラさに本人も困惑しています。


○怒りやすい、キレやすい、待てない、聞けない
骨格が歪むと身体の安定が無くなるので心の余裕も無くなります。本人もツラいのですが誰にも原因が分からないので結果苦しむのは子供です。


○好き嫌いが多い
自分の好きな事、楽しい事にしか集中できない。そうなると「やるべき事」ができない人になります。

○毎日便が出ない
便秘になりやすい赤ちゃんは多いですが体の緊張が続き、リラックスできない状態では腸も上手く働きません。腸の活動が低下すると軟便や硬い便、食欲減退、排便痛など様々に症状が出ます。お腹の調子は骨盤、腰椎と大きな関わりがあります。 

○上記以外にすでに病気として現れている
アトピーや股関節脱臼、腸の不全、などたくさんの病名がありますが全て血液循環が関わる事を知っておいてください。小児性、先天性、など便利な言葉がたくさんありその分だけ諦めるしかないような説明も多く見られます。
それでも子供の身体はまだまだ環境に合わせて作られている途中です。親に似ている症状があるなら尚更、そうならないための手が打てるのは子供の時にどれだけ手をかけられたかが大事になります。60年の骨盤調整の歴史の中でたくさんの症例があります。匿名の質問でも結構です。是非質問してください。